バイカル湖の旅ではいろいろお世話になりました。
自然と花がいっぱいの旅を有難うございました。
リストビヤンカでは最初にライラックが迎えてくれました。
日本では高山植物で、高い山にしか咲いていない花が、湖畔の周りの原野に咲き乱れていました。
シベリヤ鉄道の案内書には、行けども行けども草原とタイガーと記されていましたが、
その中にあれほど美しい花が咲き乱れているとは思いもよりませんでした。
可憐な花に出会い、心が癒され幸せいっぱいでした。
花を見ながらの乗馬も楽しかったです。
バイカル湖畔の美しい景色や、オルホン島の自然のままの原野と、
そこをジープでなければ移動できない悪路も、楽しいことでした。
運転手さんの作ってくれたサンドイッチ、スープ、トマトサラダ、オムルの炭火焼の昼食も忘れられません。
何といっても、バイカル湖環状鉄道の旅は、いまどき何度も途中下車するこんな旅があるのだろうかと思い、
2時間の昼食のための途中下車では三々五々乗客が散らばっていき、
こんなところで食事ができるのか心配したものでしたが、
鉄橋を徒歩で渡り、花畑の中の草原を歩いて昼食に無事ありつけて安心したものです。

今回は優雅な心の中に描いていた本当に旅らしい旅を経験できてよかったです。いろいろ有難うございました。