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モンタナの旅俳句紀行

伊東泰子(市原市)
写真提供:SHEJAPAN

グレイシャーの旅は、自然の他には何もない国立公園で、約百年前に 建てられた木造の歴史的ホテル、コテジ等3ヶ所6泊しながらの自然に 癒された贅沢な十日間でした。

シアトルではマリナーズのセイフコ球場を見学。入口にイチローの大きな写真が高々とあり彼のビッグ振りを再確認。

雲の峰子はイチローと同じ歳

大陸横断鉄道アムトラックでモンタナへ。車窓風景は北米でも一、二を争うというだけあって、昼夜の窓外を流れる圧倒的な自然・壮絶な夕焼けに 朝焼けなど、それは素晴らしく、食堂で頂くディナーや朝食も贅沢な至福のひとときでした。

目的地のグレイシャー国立公園は強風のために植物も育たぬという岩山が延々と続き、その中をいくつもの翡翠色をした美しい湖を置く広大な公園でした。

奇なる岩空に連ねて湖涼し

ここでは殆ど毎日ボートクルーズとトレッキング。熊が出るというので、手を叩き、声をあげながらのハイキングを楽しみました。 次は標高2000メートルのローガンパスからヒドンレイク(隠れた湖)まで往復4時間のコースに挑戦、雪渓の残る岩肌を黄色いカタクリ(グレイシャーリリー)や忘れな草など無数の可憐な花々が目にやさしく、シロイワ山羊、オオツノ羊、子リスなどの小動物を間近に、苦労して辿り着いた湖。手に触れるほどに泳いでいた鱒など、忘れられない山歩きになりました。

滴りをペットボトルに栗鼠の前

カナダ側ウオータートンでは、湖の前に立つプリンスオブウェールズホテルの美しさにうっとり、1927年就航の歴史的船(200人乗り)で2時間クルーズ。湖の中程を国境が貫いているということで、船の中央にカナダとアメリカの国旗が並んではためいているのも、なるほどと思いました。

先祖が鷹であったというブラックフィートインディアンの居留地を訪問。年に一度の北アメリカインディアン大集合の祭りPOWWOWを見学。正装でのパレード、強烈なリズムの群舞、それにはじめてみるロデオの迫力、猛り立つ馬から振り落とされるカウボーイに思わず興奮しました。それにしてもこれほどの盛大な祭によそからの見物人は我々日本人だけ。酋長と宗教的指導者のティピー(円錐形のインディアンの家)を訪れて話しを聞けたのも、得難い貴重な思い出です。

その他、西部開拓時代のレトロな雰囲気の残る町ホワイトフィッシュを見物したり、全米屈指のドライブウェー(標高2036 m, 80km)を名物レッドバスでドライブしたり、変化に富んだ旅の最終日は、現地のドイツ・スコットランド系のカソリック家庭(両親と3男2女)を訪問しました。3人の息子達がドライバーガイドを務めてくれ、2人の娘達手作りのいちごのパイをごちそうになりました。近隣の人など交えて総勢30人、日本みやげ(うちわ、扇子、手拭い、風呂敷など)を渡したり、将棋や折り紙を教えたり、持参の茶器で日本茶を供したりと、言葉は通じなくとも日本文化の一端を紹介できた楽しく、有意義な親睦会になりました。故郷を合唱してお別れしました。

モンタナの子と鶴を折る日の盛り

当地名産のおいしかったハックルベリーアイスを思い出しながら、この素晴らしい旅を企画して下さった節子さんと、同行の皆様に深く感謝申し上げます。

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