20.白菜鍋(扁炉)

白菜鍋(扁炉)

                                          大木 雅登

[エピソード]

中国広西省で作られていた扁炉(ピェンロー)という料理であり、

日本では白菜鍋として食べられています。

1つの鍋なのですが、取り皿に盛るときに好みの味付けに変えるので、1つの鍋で十人十色の味付けで

楽しめます。

 私が中学生の時に、あまり料理が得意でない父が中国料理の本を読んでいて、簡単に作れて、美味し

そうという理由で作りました。最初は父が作ってました。でも、すぐに母が作るようになり、父よりも

料理が下手な私も作れるようになりました。私は家族で食べる時に、皆と味比べをして皆よりも美味し

い味付けを出来るように勝負しています。

 

[ポイント]

☆氏鳥肉と豚肉の二つの肉を使うことで、面白い触感が楽しめる!

☆最後のごま油で香り付け!

☆盛り皿に取った時の自分の付ける味付けが全てを決める。塩加減にこだわれ!!

 

[材料]

白菜 1株

干し椎茸 7〜8枚

戻し汁 750mℓ

春雨 100g

豚バラ肉 200g

鳥もも肉 200g

塩 大さじ1杯

ごま油 大さじ3杯

調理酒 大さじ3杯

 

[お好み]

ガーリックパウダー

一味、七味唐辛子

 

[作り方]

@ 干し椎茸をもどす(戻し汁を取っておく)

A 白菜の茎と干し椎茸と戻し汁を鍋に入れる

B 30分煮る

C 春雨をもどす

D 3〜4cmに切った豚バラ肉と鳥モモ肉と白菜の葉を鍋に入れる

E 30分煮る

F 仕上げに春雨と塩大さじ1杯、調理酒大さじ3杯、ごま油大さじ3杯を入れる

G 取り皿に盛るときに、お好みで、塩や醤油やガーリックパウダーや一味、七味唐辛子を入れる

H 具を食べた後は、残ったスープの中にうどんやご飯と溶きタマゴを入れて、食べてもおいしい