9.牛丼withほうれん草

牛丼withほうれん草

                                製作者 川瀬 竜

イントロダクション

 母がよく作る定番メニュー。簡単で早く出来て食費も安く済みます。母は栄養のことを考えて糸こんにゃくとほうれん草を入れます。付け合せは七味唐辛子、紅しょうが、生卵などを入れますが、味にパンチがないときは我が家ではキムチを入れたりします。

一口料理メモ

1.日本国産の牛肉は柔らかく、輸入牛肉と比べて臭みも少ないです。肉をフライパンに入れてからは火を通し過ぎないようにすることも大事です。肉は火を通しすぎるとかたくなります。

2.ほうれん草を茹でる時に、ほうれん草を色鮮やかに仕上げるため1〜2分でお湯からあげます。

3.調味料を入れる順番も重要です。一般的に、さ・し・す・せ・そ(砂糖、塩、酢、醤油、味噌)の順番であることはご存知だと思います。

4.しかし本当は、さ・さ・し・す・せ・そ・み(酒、砂糖、塩、酢、醤油、味噌、みりん)の順番で入れると素材に味が最もよく染込みます。

5.付け合せの卵の使い方は2種類あります。卵は完成した牛丼の上にそのまま割りいれるか、よく溶いた後に入れてください。

                                                         

材料(4人前                                                  

・牛肉 400グラム          ・酒 大さじ3

・玉葱(大) 1個           ・砂糖 大さじ3〜4

・糸こんにゃく 1袋          ・醤油 大さじ5

・ほうれん草 1束           ・みりん 大さじ2

・粉末鰹だし 1袋(スティックタイプ) ・水 600cc

                                                          

 

作り方                                               

1. フライパンに水を入れ沸騰させる。沸騰したら粉末のダシを入れる。                              

2. 1のフライパンに半月切りにした玉ねぎを入れて透き通るまで煮込む。                                   

3. 2のフライパンに糸こんにゃくを入れて、こんにゃくにダシを吸わせる。                                 

4. 食べやすい大きさに切った牛肉を3のフライパンに入れ、酒を加えて肉の臭みを消す。

5. 火を弱火にして肉に火を通す。(約三分) アクを丁寧にすくう。                               

6. 砂糖としょうゆとみりんを5のフライパンに加えて菜箸でよく混ぜる。                                              

7. 別の鍋でほうれん草を12分で茹で上げて、冷ました後に5センチ程の長さに切る。

   (このほうれん草はそのまま牛丼のつけ合わせとして使っても良いですが、

   6のフライパンに入れて一緒に混ぜ合わせても美味しくいただけます)                                                   

8. 丼にご飯を盛り、完成した具をその上に載せ出来上がり。