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国境越え:ウクライナからハンガリーへの
里見時子
写真提供:渡辺節子
10月2日早朝、ザカルパッチアのCynadievoの宿を専用バスで出発し、午前8時頃ハンガリーとの国境Chop の検問所へ到着した。既に車がいっぱい順番待ちの列を成していて、我々のバスもその後につき待機することになった。
待つ事2時間有余、ようやく順番が近づいて、すぐ前の車の様子が見えてきた。車の主は地元の人らしいが、積荷や大きなバッグを降ろしてふたを開けると、係員が中味を全部出して調べている。袋からキャベツのような野菜が見えたが、調べ終わると元へ収め、また車へ積み直していた。おとがめはなかったらしい。我々もパスポートをみせるだけでなくあんな風に荷物も
調べられるのかと緊張して待っていると、番がきて皆車から降りる。まず2〜3個の荷物が降ろされ、キーを開けるように言われる。なぜか私のスーツケースも降ろされたので、いよいよかと覚悟して(別に危険なもの等入ってはいないが)キーを開けたところ、係員は中を調べることもなく、そこでOKとなってやれやれ一安心である。我々全員の荷物検査はこれで終了ということらしい。国境越えは2〜3時間待ちと聞いていたが、なるほど時間がかかるわけである。思わぬ旅の経験だった。
午前11時頃、車は無事にハンガリーのZahonyに入り、一路西へ向かって走り始めた。
窓の外には緑の畑が広々とどこまでも続いている。これはリンゴ畑で、リンゴからはパーリンカという食前酒を主に造る。アルコール分40度だがこちらでは一気飲みをする。他にもあんず等からも果実酒が多く造られる。、、、というガイドの説明をききながら、いよいよお酒のおいしい国にきたなと思い、これから向かう旅の行程に期待がふくらんだ。
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