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延泊ビクトリア・バンクーバー・アムトラックキャスケード

小暮洋子(加須市)
写真提供:SHEJAPAN

日中はチョー暑いアメリカから、涼しいカナダにやってきました。毎日トレッキングに明け暮れていたアメリカとは一転して、ゆったりと時が流れているようでした。Victoria のホテルは「かくれた宝石」と言われているRoyal Scot Suite。エントランスでスコットランド風にスカートをは穿いたおじ様がバグパイプの演奏をしていました。
たぶん名前の通り全室スイートなんでしょうね。私たちの部屋は、キッチン、ダイニングテーブルつき応接間、スーツケースを二つ広げるのに充分な広さがある小部屋、寝室は扉がついて別室になっていました。ここに2泊はうれしかったです。すでに8日間旅をしているので、ここで一気に洗濯をしてしまおうと、地下のコインランドリーに出向きました。英語の説明を読んでいましたら、親切な方が洗濯の仕方を教えてくれました。ここのランドリーは1ドルだけれど、外じゃあ2ドルなので、毎日ここに洗濯に来るんだそうです。彼女はツーリストではありませんでした。部屋にキッチンがあったので、主婦の感覚がむらむらと頭をもたげ、ホテルの無料バスを頼んでスーパーマーケットへ。ドライバーもスコットランド風にスカートを穿いていました。



1日目は二階建てのサイトシィ−イングバス・Royal Blue Lineに乗りました。一人$25.チャイナタウン、高級住宅街、美しい海岸、フィッシャーマンズワーフなどを回りました。

中の日は、バタフライガーデン、ブッチャートガーデンへ。ブッチャートガーデンでは、美しい花々を堪能できました。メインのSunken Gardenはやはり素晴らしく、起伏に富んだ地形をうまく利用して、上方から下方の美しい花いっぱいの庭園を撮影できました。観光案内センターに郵便ポストがありましたので、絵葉書を買って日本へ出しました。郵便切手もクレジットカードで買うことが出来ました。



翌日フェリーでバンクーバーへ。バンクーバーのホテルは、English Bay沿いのSylvia Vancouver。フェリーに乗るにも便利、スタンレー公園にも近く抜群のローケイション。フェリーに乗って、グランヴィルアイランドへ。ここにはあらゆる店が軒をつらね、ショッピングには最高です。地ビールの工場でビールを買い、フードコートで食事をしていましたら、あいた椅子に老夫婦が座り、お寿司が6個入った弁当を仲良く2人で食べだしました。「お寿司はお好きですか?」と聞きましたら、「はい、お箸を使うのが上手でしょう?」とおっしゃったので、「日本人がフォークを使い、カナダ人がお箸を使って食べているのは面白いですね」と言って4人で笑いました。日本へは仕事で行ったことがあるそうで、大きなプールのある素晴らしいホテルだったとおじい様がおっしゃいました。


スタンレー公園をぐるりと回る無料のシャトルバスが走っています。それを利用して水族館へも行きました。真っ白で美しいイルカが4匹いまして、水槽のそばに立っている女の子をねらって口から水を飛ばしたり、金のシャチホコみたいなスタイルでポーズをとったり、なんとも愛らしいしぐさで、見物人を喜ばせました。



最後のハイライト、バンクーバーからシアトルまでアムトラックのカスケイド号に乗車しました。複雑な海岸線を南下します。「海は広いな大きいな」ではなくて、複雑な海岸線でしたから、額縁で切り取られたような海の風景が次々と現れました。小船が数艘もやっていたり、朽ちかけた杭が、ずうっと沖のほうへ続いていたり。暮れなずむ空はいつまでも雲を茜色に染め上げていました。反対側には、なんと虹も出たのです。この風景をリーダーの渡辺夫妻と展望車で飽かずに眺めておりました。

海外旅行は特に、全然知らないところへ出かけるのですから、リーダーがいいとお奨めのところを私たちは選んでいます。それにはリーダーとの信頼関係が不可欠ですね。こうしてあっという間に2週間の旅は終わりました。

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